世田谷豪徳寺|かわいい猫たちが迎えてくれる招き猫発祥のお寺

2021年5月27日

豪徳寺
妻が今年のテーマは、「招き猫発祥の地を制覇すること」と言い出しました。

招き猫の発祥の地は、今回行った豪徳寺と今戸神社自性院の三つと言われています。

ただ自性院は猫寺と呼ばれていて、猫地蔵が有名で招き猫と言えるのかは少し疑問な所です。

招き猫発祥の地が、三つ東京にあるというのも面白いですね。

豪徳寺は、東京三十三観音霊場11番札所となっています。

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▼目次

  1. 豪徳寺沿革
  2. ご本尊とご利益
  3. 境内Pick Up
  4. 御朱印
  5. 周辺情報
  6. 基本情報
  7. まとめ

豪徳寺沿革

豪徳寺周辺は、中世には武蔵野吉良氏の居城だったところです。

武蔵野吉良氏は、赤穂浪士で有名な吉良上野介とは同祖です。

吉良氏は足利家の一門で、奥州両管領を務めていた名門の一族です。そんな吉良家ですが、5代治家の時代に奥州での地盤を失ってしまいます。

その後吉良氏は、鎌倉公方足利持氏に仕え、小領主とはいえ世田谷城城主となっています。足利一門であったので、小領主であったにもかかわらず御一家と呼ばれ、世田谷御所と呼ばれていました。

5代治家の曾孫に頼高という人物がおり、その子供の政正(政忠)が父の姉のために豪徳寺のもととなった弘徳院を建立しています。(ちなみにこの伯母の法号が弘徳院といい、この法号から寺院の名をとっています。)

世田谷城は、治家から8代220年余りの時代吉良家の居城として存在していました。

関東は小田原北条から徳川家と支配が変わり、吉良氏もまた主家を北条から徳川へと変えていきます。徳川の家臣になるとき、吉良の名から蒔田氏と変えこの地を去らなければなりませんでした。

弘徳院は、大檀那である吉良氏を失い急速に衰退していきます。

 

吉良氏が去り衰退した寺は、世田谷の地を与えられた彦根藩井伊氏の菩提寺となり寺名も豪徳寺と変え再び寺勢を盛り返していきます。

豪徳寺と井伊氏の縁に関しては「招き猫伝説」欄で紹介しますので、ここでは割愛します。

豪徳寺の由来は、彦根藩主井伊直孝の戒名の「久昌院殿豪徳天英居士」から来ています。

井伊氏の菩提寺になり、豪徳寺の伽藍は整備され東京23区の西側の地域では屈指の大寺院となっています。

時代が前後しますが、豪徳寺(弘徳院)はもともとは臨済宗でしたが、天正年間(1573~1592年)高輪泉岳寺の宗関禅師が来寺し曹洞宗に改宗しています。山号は大谿山(だいけいざん)と言います。

招き猫伝説

豪徳寺の招き猫は、一般的な招き猫と違い小判を抱えていません。

豪徳寺の招き猫は、福をもたらすチャンスを与えてくれるのであって、直接福を持ってきてくれるわけではないのです。

人事を尽くして天命を待つとき、豪徳寺の招き猫は力を貸してくれるわけです。

努力しろよと猫たちの目は、言っています?

 

豪徳寺招き猫

彦根藩二代目藩主の井伊直孝が、ある日鷹狩りをしているとあるお寺の山門の所で猫を見かけました。

直孝はその猫が自分を読んでいるように感じ、山門に入ると突然の雷雨となりかろうじて直孝一行はぬれずに済みました。

雨宿りをした一行は、当寺の住職の法話にもいたく感動したと伝わっています。

弘徳院(豪徳寺)住職は、日ごろから飼い猫に「お前も寺に役立て」と日ごろから言っていたという伝説が伝わっています。

「猫の恩返し」と言ったところですかね!!

この猫の恩返しにより、寺は元和10年(1624年)に井伊家の菩提寺となり、のちに豪徳寺と名を変え以前に増して繁栄しました。

ちなみに豪徳寺では、「招福猫児(まねぎねこ)」と呼んでいます。

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ご本尊とご利益

ご本尊 釈迦牟尼仏

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境内Pick Up

山門

豪徳寺山門

阿吽の狛犬をのせる、丈の高い門柱です。そこには、大谿山と豪徳寺と刻まれています。

佛殿(世田谷区指定有形文化財)

豪徳寺

写真は「三世佛」と読みます。

三世佛とは、過去の仏の釈迦如来、現世の仏の阿弥陀如来、未来に救いを差し伸べる弥勒菩薩の三佛をさします。

過去現在未来の各仏様を、祀っているのがこの仏殿です。

この仏殿には、他に大権修里菩薩達磨大師像が安置されています。

これらの木造仏は、江戸時代の代表的仏師松雲元慶作と伝わっています。

この仏殿は、延宝5年(1677年)に完成し、この時梵鐘も作られています。

三重塔

豪徳寺三重塔

豪徳寺三重塔

本堂

豪徳寺本堂

招福殿

豪徳寺招福殿

豪徳寺招福殿

招福殿は、招猫観音を祀っています。このお堂の左側に、無数の招き猫が奉納されています。(表紙写真参照)

このお堂の絵馬も当然、招き猫です。

Picture


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御朱印

豪徳寺御朱印

初穂料300円

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周辺情報

招き猫発祥の地だけあって、豪徳寺駅でも招き猫が迎えてくれます。

豪徳寺駅招き猫

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基本情報

 所在地 〒154-0021 東京都世田谷区豪徳寺2丁目24−7
 電話 03-3426-1437
 山号  大谿山(だいけいざん)
 宗派 曹洞宗
 創建 文明12年(1480年)
 本尊 釈迦如来
 開基 吉良政忠
 アクセス 小田急豪徳寺駅から徒歩10分
東急世田谷線宮の坂駅から徒歩5分


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まとめ

本文
Googleマップに豪徳寺と入れたら、豪徳寺1丁目1番にナビゲートされ豪徳寺にたどり着くことが出来ませんでした。

仕方なくiPhone純正のマップで、再度検索し何とかたどり着くことが出来ました。

履きなれていない靴で来ていた妻は、足が痛くなり機嫌が悪くなり、行くのに苦労してしまいました。

苦労してたどり着き、この招き猫の数には圧倒され、かわいいお顔に癒され妻の機嫌もだいぶ良くなりました。

これ以来下調べをしてから、現地に行くようになりました。

撮影日:2016年10月4日

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