富岡八幡宮|江戸一番の八幡様

2020年3月11日

富岡八幡宮

今年は、七福神巡りをしようとふと思い立ちました。

神社・仏閣は好きでよく参詣するのですが、混んでいるのは嫌いで正月は近所の神社で済ましています。

それでも近年正月は、どこの神社も結構混んでいます。

今年休みが取れたのが、8日の日でした。

ところが多くの七福神巡りは7日までと言うところが多く、選択肢がほとんどありませんでした。

そんな中深川七福神巡りだけは、8日の日も開催してくれてました。

深川七福神巡りは、東京メトロ東西線の門前仲町にある富岡八幡宮からスタートすると回りやすいコースになっています。

それと私は昨年より東京十社巡りもしてますので、こちらの富岡八幡宮もその一社になっています。

参拝日:2019年1月8日

深川七福神巡りは、別記事で掲載してますのでそちらを参照してください。

 

深川散策|下町情緒が楽しめる深川七福神巡り

 

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▼目次

  1. 沿革
  2. ご祭神とご利益
  3. 境内Pick Up
  4. 御朱印
  5. 周辺情報
  6. 基本情報
  7. まとめ

沿革

江戸一番の八幡様と言われている富岡八幡宮ですが、意外と創建は新しく江戸時代の寛永4年(1627年)となっています。

江戸時代初期にはこの辺りは永代島と言われる土地でしたが、菅原道真の末裔を称していた長盛法印が神託を受けこの地に八幡社を創建しました。

砂州だったところを埋め立てによりできた土地に作った神社ですから、60,508坪という広大な社有地があったようです。

当時はこちらの神社は、「永代嶋八幡宮」と呼ばれていました。

鎌倉以前から源氏は八幡様を信仰していましたので、徳川将軍家もこちらの八幡宮を厚く信仰し保護していました。

明治時代になり准勅祭社となり、皇室からの尊崇を受け続けています。

 

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ご祭神とご利益

主祭神
応神天皇(誉田別命)
相殿神
神功皇后
仁徳天皇
天照皇大神
常磐社神
武内宿祢命
日本武尊
天児屋根命
竈大神

ご利益

勝運守護 金運 縁結び

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境内Pick Up

鳥居

▼表参道大鳥居

▼西参道鳥居
富岡八幡宮西参道鳥居
今回は先に深川不動にお参りしてから富岡八幡宮に来ましたので、西参道の鳥居に先についたのですがやはり表参道から参拝するのが筋と神社に沿って回りました。
大鳥居は、永代通り沿いに勇壮に立っています。

手水舎

富岡八幡宮手水舎

参道を進むと左側に手水舎が有ります。

拝殿・本殿

富岡八幡宮

こちらの社殿は災難続きで、1683年(天和3年)に焼失し、元禄16年には地震により損壊しています。

さらに1923年(大正12年)の関東大震災でも損壊し、第二次世界大戦時には空襲で被害を受けています。

現在の社殿は1956年(昭和31年)に造営されたものです。

この社殿は「重層型準八幡造り」と言う建物になっています。

八幡神社の多くは八幡造と言われる造りで、2棟の建物を前後に連結させる作りが基本になっています。

ですが当社は少し違うようで、準八幡造りと呼ぶのでしょうね。

摂社・末社

境内には、14の摂社・末社が有ります。

▼大鳥神社・鹿島神社
富岡八幡宮摂社末社2

▼恵比寿神社・大国主社
富岡八幡宮摂社末社1
今回目的の深川七福神の案内板です。

▼金刀比羅社・富士浅間社
富岡八幡宮摂社末社3

本殿の右側に進むと同じような祠が三つ立て居ます。右から大鳥神社・鹿島神社の社殿、中央が恵比寿神社・大国主社の社殿、左側が金刀比羅社・富士浅間社の社殿と並んでいます。

七福神巡りの色紙などは、こちらにある社務所で拝受できます。

▼手水舎
富岡八幡宮手水舎2

富岡八幡宮手水舎解説

天然石の手水舎はとても珍しく、この巨石は四国の霊峰石鎚山から運ばれたもので、伊予の青石と呼ばれるものです。

境内PHOTO

富岡八幡宮大関力士碑

富岡八幡宮は、大相撲との所縁が深く明治時代の大関から霧島関までの歴代大関104人の名が刻んであります。

▼伊能忠敬像
富岡八幡宮伊能忠隆
伊能忠敬は、富岡八幡宮の近くに住み測量に出かける際は必ず参拝したそうです。
こちらの像は、平成13年10月20日に建てられたものです。
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御朱印

富岡八幡宮御朱印

社殿右側の社務所にて拝受できます。

初穂料・・・300円

 

深川七福神色紙

末社の所の社務所で、色紙など七福神セットが拝受できます。

色紙は1000円、スタンプ(御朱印)が100円です。

初穂料
色紙・・・・・1,000円
御朱印スタンプ・100円
福笹・・・・・1,000円
お鈴・・・・・・300円

 

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周辺情報

深川丼

深川と言えば、深川めし(丼)です。富岡八幡宮の大鳥居の横には、深川めしで有名な「深川宿 富岡八幡店」が有ります。本店も富岡八幡宮裏側にあります。

私たちは、やはり富岡八幡宮の裏手にある「深川太郎」と言う中華とお寿司の店で「深川めし」をいただきました。

こちらは数量限定で、私たちはちょうど最後でした。

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基本情報

所在地 東京都江東区富岡一丁目20番3号
電話 TEL:03-3642-1315
FAX :03-3642-5580
公式HP http://www.tomiokahachimangu.or.jp
主祭神 応神天皇(誉田別命)
相殿神 神功皇后
仁徳天皇
天照皇大神
常磐社神
武内宿祢命
日本武尊
天児屋根命
竈大神
社格 旧府社
創建 寛永4年(1627年)
例大祭 8月15日
アクセス 営団地下鉄東西線 「門前仲町」駅より徒歩3分
都営地下鉄大江戸線「門前仲町」駅より徒歩6分
JR京葉線「越中島駅」駅より徒歩15分
JR 「東京」駅より車で15分

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まとめ

2017年12月に起きた殺人事件があり、2019年正月でもまだ影響があるようで隣の深川不動はにぎわっていましたが、こちらの参拝者はまばらでした。

今回は、七福神巡りがメインでしたから、富岡八幡宮はゆっくりと参拝できませんでしたが、境内は広く弁天池などもあるのですがそちらまで参拝している時間が有りませんでした。

事件が風化されたら、ゆっくりと行きたいところです。

 

※こちらの記事は2019年1月に掲載した「下町情緒が楽しめる深川七福神巡り」より富岡八幡宮の記事部分をピックアップし、加筆修正したものです。

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