東京大神宮|東京最強の縁結びの神様
この日は牛天神北野神社に参拝した後、東京大神宮にも足を延ばしてみました。
どちらの神社もJR飯田橋駅から歩いて行けますが、駅をはさんで南北といった位置関係です。
さすがに東京大神宮は、東京のお伊勢様と言うくらいですから駅から神社までに何か所も案内板が出ていました。
これなら迷わずにたどり着けます。
東京にも天照大御神を祀っている神社は数多くありますが、東京大神宮は伊勢神宮の東京別院と言う特別な位置づけの神社です。
▼目次
沿革
明治5年(1872年)に開設された神宮司庁東京出張所が東京大神宮の前身です。(伊勢神宮の東京事務所のような存在です)
その後明治13年に明治天皇の裁断により、東京における伊勢神宮の遥拝殿として当社はスタートしました。
当初は日比谷にあった大隈重信邸跡に建てられ、このころは日比谷大神宮とも呼ばれていました。
その後関東大震災で被災し、1928年(昭和3年)に現在地に移転してそれから飯田橋大神宮と呼ばれるようになりました。
東京大神宮は戦前は神社の形式をとらない存在でしたが、戦後になり政教分離政策により宗教法人東京大神宮となり現在の形になっています。
これは明治政府の政策の一つに、祭政一致・大教宣布という物がありました。
東京大神宮の前身はその政策の一環として作られた祭祀の場という存在で、神社という形式のものではなかったのです。
神前結婚発祥の地
神前結婚は、その歴史は浅く明治時代にこちらの神社が最初に執り行ったと言われています。
遙拝殿として設立された当社は、明治32年(1899)に神宮奉齋会本院と改称されました。
神宮奉齋会本院の目的の一つとして、神前結婚式の創設と普及活動があり、現在の「神前式」結婚式の基礎をここで築きました。
明治33年(1900年)5月10日大正天皇の御結婚の儀が行われ、この結婚の儀を基本として現在の形につながる結婚式がこの時代に作られました。
ご祭神とご利益
ご祭神 | 天照皇大神 豊受大神 |
相神 | 天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ) 高御産巣日神(たかみむすびのかみ) 神産巣日神(かみむすびのかみ)以上造化の三神(ぞうかのさんしん) 倭比賣命(やまとひめのみこと) |
御利益 | 縁結び・家内安全・商売繁昌・厄除開運・交通安全・学業成就 |
Picture
▼鳥居
▼門
▼手水舎
▼拝殿
▼境内スナップ
基本情報
所在地 | 〒102-0071 東京都千代田区富士見2-4-1 |
電話 | 03-3262-3566/FAX:03-3261-4147 |
公式HP | http://www.tokyodaijingu.or.jp/ |
主祭神 | 天照皇大神 豊受大神 |
社格 | 別表神社 |
創建 | 明治13年(1880年)4月17日 |
例大祭 | 4月17日 |
アクセス | JR中央・総武線 東京メトロ有楽町線・南北線・東西線 都営地下鉄大江戸線、飯田橋駅より徒歩5分 |
御朱印・おみくじ
御朱印受付時間9~17時
本殿左側社務所にて。初穂料300円
東京大神宮は、神前結婚発祥の地ということもあり、縁結びの神様としてとても有名です。
また東京大神宮は「造化の三神」と言われる「天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ) – 至高の神」「高御産巣日神(たかみむすひのかみ) – 天の生産・生成の「創造」の神」「神産巣日神(かみむすひのかみ) – 地の生産・生成の「創造」の神」もお祭りしています。
この三神は、天照大御神に先立ち現れた神様で、造物主としての性格を持っています。
万物を作った神様と、縁結びが融合して東京大神宮は縁結びの神様として最強クラスの神社と言われています。
おみくじの数もとても多く、迷ってしまうくらいあります。
まとめ
還暦すぎたおじさんには、縁結びは関係ないかもしれませんが、人生先に何が有るか分かりません。
飯田橋と言うところは、なかなかに飲み屋や食べ物屋が多く、参拝の後に十分食を楽しめます。
それが目的で言ったのかと言われそうな感じです。
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