湯島天満宮|最強の学問の神様と言えば湯島天神

2023年7月19日

湯島天満宮

我が家から恐らく一番近い天満宮なので、受験のたびに訪れています。

この時も娘の高校受験の祈願のために参拝しました。

通称湯島天神と言われているこちらの天満宮は、江戸三大天満宮の一つで創建は雄略天皇2年(458年)と伝えられています。

雄略天皇と言えば倭の五王最後の武王と考えられており、中国の史書には478年に上表文を皇帝にあげた記録が残っています。

言い伝えが正しければ、創建から1500年ほどが経っている古社です。

▼追記
2020年2月4日に梅まつり直前でしたが、もう梅は咲いているだろうと思い混む前に行ってきました。

今回訪問の写真を追加しています。

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▼目次

  1. 沿革
  2. ご祭神とご利益
  3. 境内Pick Up
  4. 御朱印
  5. 周辺情報
  6. 基本情報
  7. まとめ

沿革

天満宮と言えば菅原道真を祀っている神社ですが、雄略天皇は菅原道真よりずっと古い時代の人物です。

伝わっているところによると、天皇の勅命により天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)を祀る神社を創建したとされています。

現在でも天之手力雄命は、湯島天満宮の主祭神です。

天之手力雄命は、天照大御神天の岩戸に隠れた時少し開いた岩戸を引き開けた力持ちの神様です。

菅原道真が合祀されたのは、時代はずっと下って南北朝時代正平10年(1355年)とされています。

伝わっているところによると湯島の郷民が、夢のお告げで菅原道真の神霊を松の木に勧請したのが始まりです。

この時から天満宮となったわけで、研究者の中には1355年を創建としている人もいます。

戦国時代初期の武将太田道灌は戦略的必要性から多くの神社や仏閣を建立したり再建しており、湯島天満宮を文明10年(1478年)10月に再建しています。

江戸時代には、富籤(富くじ)の興行が開催され神社は活況を呈していたとされています。

江戸時代の神社・仏閣は、今でいうテーマパークのような存在で、各神社・仏閣はいろいろな模様しものをして信者・参拝者を集めていました。

現代になり平成12年(2000年)3月31日に神社の呼称を、「湯島神社」から「湯島天満宮」に改称しています。

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ご祭神とご利益

御祭神
菅原道真公(すがわらみちざねこう)
天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)

ご利益
学業成就・合格祈願・商売繁盛・社運隆昌・工事安全

天満宮は圧倒的学問成就がそのご利益です。

 

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境内Pick Up

▼鳥居
●一の鳥居
湯島天神鳥居1

●表鳥居
湯島天神鳥居2

 

●男坂と鳥居
湯島天神男坂

▼狛犬
湯島天満宮狛犬

湯島天神狛犬2

菅原道真と言えば梅ですが、狛犬の台座にも梅があしらわれています。

ちなみに湯島天満宮には、300本の梅が植えられていてその8割が白梅だそうです。

▼牛像(撫で牛)
湯島天満宮神牛

湯島天神撫で牛2

菅原道真は、丑年生まれで丑の日に亡くなったと言われています。道真は遺言で「自分の遺骸を牛にのせて人にひかせずに、その牛の行くところにとどめよ」とし牛のとどまったところを墓所にしたと伝わっています。

「撫で牛」は、自分の体の悪い部分を撫でると病が平癒すると言われています。

天満宮の「撫で牛」は、受験の神様ですから頭を皆さん撫でていきます。

▼手水舎
湯島天神手水舎

▼社殿
湯島天神拝殿

湯島天満宮社殿2

現在の社殿は、平成7年に総檜造りで造営されたものです。

防火区域である都内では大型木造建築が規制されており、規制後初の木造建築として有名になっています。

▼絵馬
湯島天満宮絵馬

さすが学問の神様です。これだけの絵馬の数は、見た事が有りません。

▼梅園
春―梅まつりの3日前に行きましたから、まだ満開とは言えない状態でした。
湯島天神梅園

秋―滝の横の楓が紅葉してます。
湯島天満宮庭園

12月に訪れると梅には、一枚も葉っぱもなく寂しい雰囲気です。

▼筆塚
湯島天満宮筆塚

湯島天神筆塚2

昭和17年に泉鏡花の筆塚が、建てられました。

▼菊まつり
湯島天満宮菊まつり

菊まつりは、11月1日-11月23日の期間開催です。期間は過ぎていましたが、菊の花は飾られていました。

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御朱印

湯島天満宮御朱印

御朱印受付
午前8時30分~午後5時30分
初穂料300円

授与所は、社殿の左側にある社務所内にあります。社殿の右側にも、あみくじや御守を出している授与所が有りますがそちらでは御朱印は授与できません。

梅まつりなどの時には、特別な御朱印もあるようです。

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周辺情報

境内の北側負府坂から春日通りに出て右方面に行くと不忍池に5分ほどだ着きます。

湯島天神を巡り上野見物と意外に近くで楽しめます。

 

根津神社から上野不忍池経由で麟祥院まで散策した記事を以前アップしていますそちらもみてください。

根津・上野散策|根津神社~不忍の池~麟祥院

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基本情報

所在地 東京都文京区湯島三丁目30番1号
電話 TEL:03-3836-0753
FAX:03-3836-0694
公式HP http://www.yushimatenjin.or.jp/pc/index.htm
主祭神 天之手力雄命
菅原道真
社格 旧府社
別表神社
創建 (伝)雄略天皇2年
例大祭 5月25日
アクセス 東京メトロ千代田線 湯島駅 3番出口 徒歩2分
東京メトロ銀座線 上野広小路駅 徒歩5分
東京メトロ丸の内線 本郷3丁目駅 徒歩10分
JR山手線・京浜東北線 御 徒 町 駅 徒歩8分
都営地下鉄大江戸線 上野御徒町駅 A4出口 徒歩5分

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まとめ

何度か湯島天神に来ているのですが、ゆっくりと散策をした事が有りません。

梅の時期に周辺をゆっくり散策しようと思っています。

いろいろ調べると、見どころは多くあります。

2020年2月くらいにこのページを、更新したいなと思っています。

 

追記―お約束とおりに2020年2月4日に伺い梅の写っている写真を入れました。

 

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