新宿 諏訪通りを散策|早稲田駅から高田馬場までの道
昨年から穴八幡宮の「一陽来復」の御守を頂きに、早稲田に来るようになりました。
上の写真は穴八幡宮なのですが、実は昨年撮影した写真の使いまわしです。
東京メトロ東西線の早稲田駅を出て、高田馬場方面に進むとすぐに穴八幡宮が有ります。
穴八幡宮前の交差点を直進すると、早稲田通りで高田馬場に行けます。
その交差点を左折すると、今回歩こうと思っている諏訪通りになります。
諏訪通りと言う名称の道はここから山手線とぶつかる区間のみを言うようで、「東京都道・埼玉県道25号飯田橋石神井新座線」と言うのが正式名称のようです。
都内ではありがちですが、用地買収が難航していてここから新座市まではまだいけないようですね。
▼目次
コース
今回は早稲田駅から高田馬場駅までと言う、東西線の一駅分を歩くという短いコースです。
昨年は、穴八幡宮で「一陽来復」のお守りを頂くのに結構時間がかかったので、無理はしないことにしました。
早稲田駅⇒穴八幡宮⇒放生寺⇒新宿諏訪神社⇒玄国寺⇒高田馬場駅
早稲田から高田馬場は、普通に歩けば20分弱で歩けますが、食事しながらで3時間弱の散策となりました。
穴八幡宮
こちらの穴八幡宮は、金銀融通の御利益のある「一陽来復の御守」が有名です。
「一陽来復の御守」は、冬至の日から節分の日までの限定の御守で、頒布当日は大行列ができるほどの御守です。
この御守は、冬至・大晦日・節分の日の夜12時に恵方に向かって部屋の一番高い位置に張ります。
一度張った御守は、その一年は外してはいけません。
商売繁盛は、今も昔も変わらない願いですよね!!
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放生寺
穴八幡宮内に神武天皇遥拝所と言う摂社が有り、その脇から諏訪通りに降りられる階段が有ります。
下って諏訪通りに出て右に曲がると、すぐに放生寺が有ります。
こちらのお寺は穴八幡宮の元別当寺で明治に神仏分離令が出るまでは、穴八幡宮の境内にありましたが明治以降当地に移っています。
こちらのお寺さんは穴八幡宮の別当寺だった関係か、やはり「一陽来福」のお守りをお出ししています。
仏教的な由来から、「復」の字が「福」になっています。
「一陽来復」は、冬と言う陰の季節から、夏を迎える陽の季節へ復するので、「復」の字を使っています。
放生寺のHPによると「観音経の結びの「福聚海無量」=福聚(あつ)むること海の如く無量なり と言う偈文より「福」の字を取り」とあり、穴八幡宮との違いを記してあります。
基本は同じのようで、家に取り付け方も同じです。
お寺では珍しい茅の輪がありました。神社の茅の輪は拝殿の前にありますが、こちらは恵方に向かって作られています。
これを、くぐるとよい年を過ごせるようです。
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新宿諏訪神社
放生寺を後にして諏訪通りを右方向(高田馬場方面)に歩いていきます。
諏訪通りはまだ全線で開通してなく山手線を超えられないため、交通量は少なく都会とは思えないほど静かな雰囲気です。
放生寺を出てすぐファミレスやレストランが数件ありますから、ここで食事をしても良いかもしれません。
また放生寺出て諏訪通りを行くと、すぐに箱根山道が進行方向左側にあります。
近くに戸山公園があり、そこに23区最高峰の箱根山があります。(今回は行きませんでした)
学習院女子短大を左に見ながら、明治通りを越えると直ぐに新宿諏訪神社があります。
本当の神社名はただの諏訪神社なのですが、他の諏訪神社と区別するために新宿諏訪神社とここでは書いています。
境内は銀杏の大木が多く、冬に来ると寂しい雰囲気です。
ここの神社のお勧めは、手水舎で霊水と書いてあります。
特に眼病に効験があり、万病にも良いそうです。
都内の神社でもいくつか、神水とか霊水を謳っている所がありますよね、水の良いところに神社を建てるのでしょうね。
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玄国寺
新宿諏訪神社の隣にあるのが、元別当寺だった玄国寺です。
神社とお寺が隣接してある場合、たいがい寺院が別当寺です。
明治時代に分離してからは、お互いに交流はないのでしょうね。
境内のお庭は奇麗に手入れされていましたし、ちょこっと飴なども置いてあり優しい雰囲気のお寺さんです。
寺務所に呼び鈴がありましたが、来客中なのか反応がありませんでした。
残念ながら御朱印は、頂けませんでした。
古い「一陽来復」のお守りを、納めに来る時再度挑戦してみます。
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まとめ
玄国寺から高田馬場駅までは、10分ほどで着きます。
短い距離の散策でしたが、交通量が少ない道なので都会でも静かな地域です。
ポイント
- 穴八幡宮・・・一陽来復の御守
- 放生寺・・・・恵方に向かった茅の輪
- 新宿諏訪神社・手水舎の霊水
- 玄国寺・・・・綺麗なお庭
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