西東京市の総持寺|関東三十六不動尊霊場

2021年4月2日

総持寺
平成31年の正月は、龍神にお参りするのが吉と言う女性誌の情報で龍を祀る田無神社へと初詣をしました。

こちらの総持寺は、元田無神社の別当寺でしたから田無神社のすぐ横にありこちらのお寺さんにも参拝しました。

総持寺は、関東三十六不動尊霊場の第10番札所に数えられています。

さらに多摩八十八ヶ所霊場の第33番札所でもあります。

都内の名所・旧跡を集めた新東京百景に、総持寺は選ばれています。

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▼目次

  1. 沿革
  2. ご本尊とご利益
  3. 境内Pick Up
  4. 周辺情報
  5. 基本情報
  6. まとめ

沿革

総持寺の創建年代に関しては詳しいことは判らないようですが、元和年間(1615 – 1624年)に法印権大僧都俊栄和尚という方が、谷戸(西東京市)に法界山西光寺と言う寺院を創建したのが始まりとみられています。

慶安年間(1648 – 1651年)になり、現在地へ移転したと伝えられています。

江戸時代(1603 – 1868年)には、現在道の向かい側にある田無神社の別当寺を務めていました。

ちなみに明治以前は、田無神社は尉殿権現社と名乗っていました。

明治になると神仏分離令が出され、寺への排斥が起こった影響か、明治8年(1875年)に西光寺と近隣の密蔵院、観音寺の3寺が合併して現在の田無山総持寺が出来上がりました。

西光寺と密蔵院・観音寺は、現在石神井公園にある三宝寺の末寺と言う関係でした。

現在の本堂は嘉永3年(1850年)に建てられたもので、その時の落成記念にケヤキが植えられ現在境内にある大ケヤキはその時の物と伝えられています。

 

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ご本尊とご利益

本尊 大日如来

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境内Pick Up

山門

総持寺山門

総持寺広目天  総持寺多聞天
こちらの山門では表は普通に金剛力士(仁王像)がお寺を御守していますが、裏側には四天王の多聞天広目天が御守しています。

四天王がそろっていないのは、少し不思議です。

▼妙見堂
総持寺妙見堂

▼滝の不動尊
総持寺滝の不動尊

こちらの滝の不動尊は、明治11年4月13日に成田山第13世照輪僧正が開眼勧請され、当初は柳沢村の宿屋「田丸屋」の奥庭に鎮座していました。

大正6年3月に当寺へと、遍座してきました。

▼本堂&滝の不動尊堂
総持寺本堂

 

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御朱印

総持寺御朱印

記事の情報は平成31年正月のものですが、令和3年3月に再度訪問し御朱印を頂いてきました。

初穂料・・・300円

本堂右側寺務所にて拝受できます。

周辺情報

総持寺がかつて別当寺として管理していた田無神社は、五龍を祀る神社として有名で、初詣には多くの参拝客で賑わいます。

田無神社

田無神社
〒188-0011 東京都西東京市田無町3-7-4

地図は下のGoogleマップに出ています。

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基本情報

所在地 西東京市田無町三丁目8番12号
電話 042-461-0044
公式HP 開設されていません
山号 田無山
宗派 新義真言宗
宗旨 真言宗智山派
御本尊 大日如来
創建年 元和年間(1615-1624年)
開基 俊栄
正式名称 田無山總持寺
札所等 関東三十六不動尊霊場 第10番
多摩八十八ヶ所霊場 第33番
文化財 尉殿大権現 神号額
総持寺のケヤキ
アクセス 西武新宿線 「田無駅」 より徒歩5分

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まとめ

総持寺は西武新宿線田無駅から田無神社に向かう途中にあり、新東京百景に選ばれるほどのお寺です。

田無神社は五龍で有名で初詣は混みあいますが、こちらはゆったりと参拝できます。

都内のお寺さんは戦火で焼けてしまい、なかなか江戸時代の建造物が有りませんからおすすめです。

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