沼袋から学生の街江古田の神社・仏閣を散策

西武線に乗っていたら「レトロに愛。食べに恋。江古田」という車内広告を見て、早速江古田に行ってきました。

今回散策コースは、いきなり江古田に行くのでわなく西武新宿線の沼袋駅から西武池袋線の江古田駅を目指すことにしました。

このエリアは、太田道灌と豊島氏が戦った江古田古戦場跡があり歴史のある地域です。

また今年できた「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京」は、練馬城址公園の中にあります。この練馬城は、豊島氏の支城の一つです。ちなみに豊島氏の主城は、西武池袋線の石神井公園駅から徒歩10分くらいの石神井公園内にありました。

 

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▼目次

  1. 散策コース
  2. 沼袋駅周辺
  3. 江古田の森公園周辺
  4. 江古田駅周辺
  5. 江古田「えこだ」「えごた」?
  6. まとめ

散策コース

沼袋駅>>沼袋氷川神社>>実相院>>江古田氷川神社>>東福寺>>浅間神社・富士塚>>江古田駅

食事込みで2時間ほど散策しました。


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沼袋駅周辺

沼袋氷川神社

沼袋氷川神社拝殿2

西武新宿線の沼袋北口を出てすぐ右方向に3分ほどで「沼袋氷川神社」に着きます。ただいま西武新宿線地下化工事のため駅前は工事していて雑然としています。

沼袋氷川神社は、太田道灌とゆかりの強い神社で、同館が豊島一族と決戦をしたときこちらの神社に本陣を置いています。

一方豊島一族は、練馬城にこもり道灌と対峙していました。道灌の誘いだしにより豊島一族は、現在の哲学堂公園近くで合戦を繰り広げました。詳しくは>>>

こちらの神社は七福神を、一ヶ所で全てお参りできる特典の高い神社です。

沼袋氷川神社中野七福神

また「鬼滅の刃」冨岡義勇ゆかりの神社としても有名です。

社務所横には、義勇コーナーができていました。

冨岡義勇

関連記事:中野沼袋氷川神社:冨岡義勇ゆかりの神社?室町時代には太田道灌が本陣を置いた神社

実相院


氷川神社から西方向に行くと、バス通り(平和公園通り)があります。その道を北方向へと歩いて行きますと5分ほどで左側に実相院の入り口が見えます。

実相院は、真言宗豊山派寺院で如意山世尊寺と言います。

こちらの境内は狭いのですが、数多くの石仏があります。

実相院から平和公園通りに戻り少し北側に歩いていくと、大岡稲荷大明神の赤い鳥居が右側に入る道に見えました。

立派な鳥居なのでさぞ立派な神社があるのかと思いましたが、祠は個人宅にある神社です。静かに参拝しないといけませんね!


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江古田の森公園周辺

江古田氷川神社

平和公園通りをさらに北がに歩いていくと新青梅街道と交わり、この道を右方向にいきますと中野区の「歴史民俗資料館」があります。この周辺は、太田道灌と豊島一族が戦った江古田古戦場跡があり、その合戦の解説もあります。

「歴史民俗資料館」の脇の道を、北側にぷらぷらと歩いて行くと正面に江古田氷川神社見えてきます。

東京の城西地域には氷川神社が多くあります。氷川神社の総本社は、埼玉県の大宮市にある関係から地理的に多いのでしょうね。私は東京の城西地区に住んでいるので、氷川神社は馴染みが深いのですが、全国的には氷川神社はあまり多い神社ではなく埼玉と東京限定の神社です。

こちらの神楽殿は、もともと本殿として使われていたものなのですが、現在の本殿が建てられ移築され神楽殿として使われています。この神楽殿は、中野区内に残されている数少ない江戸時代の建造物です。

こちらの氷川神社は、御朱印の授与は行われていません。

東福寺


東福寺は、江古田氷川神社のすぐ隣にある真言宗豊山派の寺院です。

この周辺は江戸時代では将軍家の「鷹狩り場」だった所です。この東福寺は、八代将軍吉宗の鷹狩りの折、御膳所(将軍が休息し、食事をとる所)に指定されていました。

御膳所は昭和の時代に解体され、現在は德川将軍御膳所跡ごぜんしょあとがあります。


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江古田駅周辺

浅間神社

西武池袋線江古田駅北口を出るとすぐに浅間神社があります。浅間神社は、富士山信仰の神社です。西武池袋線には江古田駅から4つ先に「富士見台」という駅があります。この辺りも以前は、富士山がよく見えたのでしょうね!

初穂料300円 参道右側の社務所にて頒布

富士塚

江戸時代に富士信仰が盛んになり、実際に富士山に行けない庶民のために江戸市内には多くの富士塚が造られました。

こちらの富士塚はその中でも、国指定重要有形民俗文化財にされています。この富士塚は、年に三回「山開き」されています。


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江古田「えこだ」「えごた」?

江古田の読み方は、「えこだ」「えごた」もしくは「えこた」よく分かりませんよね!

中野区の行政町名だと「えごた」と呼ぶのが正式です。ところが西武池袋の「江古田駅」は「えこだ」とローマ字でルビが降ってあります。

「江古田駅」から南に600メートル離れた、都営大江戸線 「新江古田駅」の江古田は「えごた」とルビが振られています。

「江古田駅」周辺は実は江古田ではなく、練馬区の栄町・小竹町・旭丘という町が隣接しています。「江古田駅」から南に500メートルくらい行くと「江古田」町に着きます。

さらに言うと、「江古田駅」と「新江古田駅」を結ぶ「江古田通り」があります。この通り名も、練馬区では「えこだどおり」、中野区側では「えごたどおり」と表記されています。

参考サイト:とっておきの練馬 写真館

先ほど紹介した「歴史民俗資料館」の解説だと、この地域は15世紀の文書には「江古田原(えごたはら)」と呼ばれ、その地名が見られるそうです。

「江古田駅」周辺のまち「旭丘」は、昭和35年までは「江古田町」でした。昭和35年ごろに、全国で住居表示の見直しがなされ現在の町名に変わっています。

ただ以前から中野側周辺では「えごた」練馬側では「えこだ」と呼ばれていたようで、駅名もこれに倣ったようです。


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まとめ

この一帯は思ったより多くの神社仏閣があり、今回は行きませんでしたが哲学堂公園などもあり歴史的にも楽しめる一帯です。

実は今回のコースには紹介できなかった神社仏閣があるのですが、そちらは神社仏閣は写真撮影禁止と書かれていましたので、紹介は遠慮しました。

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